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F-14という偉大なるジェット戦闘機

序論(F-14の素性について、主にサブカル方面から)

ミリタリ野郎ならば誰しも知っている(はず)の

ノースロップグラマン F-14トムキャット

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Wikipediaから)

一時、私はふーん、で?とスカしていたんだけれどやっぱり王道にして伝説にして至高である。

確かに私はF-105サンダーチーフが大好きだし、シービクセンが大好きではあるがどうにもこうにもドマイナーなものである。

前者は田宮1/100か長谷川の旧72くらいしか思いつかない。後者に至っては国産キットを今に至るまで見たことがない。

 

しかし、

トムキャットはどうか。

航空機模型の王、ハセガワでは72、48、32といずれのスケールでも登場している。模型業界に燦然と輝くニ連星、田宮でもまた同様である(72はなかったかも)

同じ国内では他にフジミもまたキットをリリースしている。

ファインモールドもモデグラの付属キットとして超絶技巧キットを販売した。

国内でこれであるから海外メーカー製でも大量のキットが販売されている。

一説によればドイツレベル製が中々良いとか。

 

他方、航空ゲームにおいてもその地位は特別である。

泣く子も黙る筆頭家老、エースコンバットシリーズではF-15F-22F-4などと並んで全作に登場している。AC5では主人公格の扱いである。(海外ゲームではどうかしりません)

 

映画ではファイナルカウントダウンでゼロ戦を叩き落していたが、ここは航空青春映画の最高傑作の一つ「TOP GUN」が一番に上がると思う。

 

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この映画でトムクルーズはスターダムを駆け上がり、織田裕二黒歴史を作った。

 

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アニメ界ではマクロスシリーズのVF-1のモデルとなったのはあまりにも有名な話である。

 

本論(この航空機の問題点)

ミリタリ―関連の世界ではおそらく何よりも知名度抜群なはず。それがこのトムキャットであるのだが私としては悩ましいことも色々とあるわけで。

  1. もう飛んでいない(厳密にはまだ現役だけど)
  2. 作るのが難しい(模型的な意味で)
  3. ちょっと前まで強い弱い論争の矢面にいた(今はラプターとライトニングⅡ)

まず、

1は当然である。

イラク戦争を最後に米海軍からサヨナラしてしまった。

かっこいい可変翼はその実金食い虫でもあった上に、金がねえ!という米議会の槍玉筆頭でもあったのでクソダサいF-18にすべて置き換わってしまった。

しかも、最強米軍ですら持て余し気味だったので他の西側諸国では採用例がない。お金持ってる国でも「いや、空母持ってないんで」とF-15一択である。

そもそも、対空戦闘以外に生きる道がなかったのは残念な話である。最終型のスーパートムキャットもちょっとしか改造されなかった。

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Wikipediaより、これあってるんか?)

まあ、あんだけでかい翼をもっていてなんもつまれへんわ、っていうのもなあ。

トムキャット専用装備フェニックスミサイルもソビエト太平洋艦隊の脅威なき今、ミサイル飽和攻撃はあり得ず、そもそもイージスシステムが完成しているし。

 

なお、一応まだ現役ではあるとはイランである。

イラン空軍は紆余曲折あって未だにトムキャットを配備している

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Wikipediaより、これはこれでなかなかかっこいい)

ただ、日本にはほぼ絶対来ないのでいないものとしていいでしょう。

 

2の作るのが難しいとはもちろん模型が、である。

基本的に可変翼があるせいでパーツ分割が際どいことになっている。

セガワの48はスタイルいいけど初心者には不向きとされて航空模型雑誌スケールアビエーションで単独特集が組まれるレベルである

 

 

 

 

 

SCALE AVIATION ( スケールアヴィエーション ) 2010年 01月号 [雑誌]

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 ってそれ以外にもめっちゃあった。手元にないから確認できないけど本文で難しいと明言していたのは48だけだったはず、、、

因みに私は可変翼の付け根部分あたりで発狂してあきらめました。

 

ただ、そのトムキャットに待望の新キットが!

タミヤ

48を、

出します!

あ、まだか。

もう愛され過ぎやん。

これは雑誌のレビューとかホビーショーの記事を見る限りはかなり組みやすいらしいっすよ。鬼門の一つ、胴体とエンジン回りはかなり改善されたとか。

【静岡ホビーショー16】タミヤ、新作「1/48 F-14A トムキャット」を会場発表 | レスポンス(Response.jp)

3の強い弱い論争について、

こればっかりは仕方がないんだけど、こいつのライバルといえば航空自衛隊F-Xでも張り合ったF-15とされている…はず。

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Wikipediaより)

実際、大きさは似ている。機体構成も可変翼を除けば双発、双尾翼でインテークも胴体横。用途もほぼ同じ制空任務(当初の想定として)。金がかかるっちゅうんで全然採用国がない。

色々とまあ、面倒な話なんでどっちがどう強いという話はしませんが、個人的には駐機状態のプロポーションF-14に軍配が上がる。

F-15は足が長すぎる。タンクをぶら下げると丁度良い感じになるがそれでもなおややひ弱な感じを受ける。

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一方、F-14は駐機状態でもスマートな格好である。何を翼下にぶら下げても絵になる。多分、台所を積んでも水洗トイレを積んでも絵になるのは間違いない。

で、飛んでる姿はオアイコだけど、カタパルトでの発進前に前脚を縮めた姿もまたかっこいいのでやはりF-14に一票。

 

 

まあ、出来レースである。

 

終わりに

やはり、偉大である。

とにかく、このトムキャットという戦闘機はかっこいいのである。(F-105の方が美しいけど)

 さて、

 このハセガワの72がかつてはベストだったという印象だったが、おそらくタミヤの今度出す48は必ず上回るだろう。

ファインモールドの奴の方がすごいんでは?という疑問もあるだろうが、超絶技巧の超精密キットというのは出来はいいがめちゃくちゃ作りづらいというのが一般的。

そうでなくても先行のハセガワ48はムズイ、しんどいなどと言われているのである。ならば、長い年月を経て世に出るタミヤのそれはややこしい部位を少なくし、なおかつ精密プロポーションで攻めてくるであろう。それに加えて、72と48では情報量の差が大きいのである。やはり、48には敵わない。

そして、

 

 最後にこいつを作るのだ。