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所謂、生理的に無理なものとは此れ即ち空を超えた要塞、B-29なり

私という人間は基本的に飛行機であるなら嫌いなものはない。

不格好であるので好きではないのは幾つか存在してはいるものの、嫌いではない。

つまり、昨今のステルス機のことであるが。

F-35だとかF-22は飛行機としての優美さはやや劣っているなあという印象を持っているのだ。

因みに、PAKFAやJ-20や空自の技術実証機はふっつーといった塩梅である。あ、いや待て、J-20はどう見ても強そうではない感じの大柄で鈍重そうな感じなので好きだ。

 

そして、好きな機体は以前にも色々と書き連ねている気がするが、

F-105、シービクセンF-4、三式戦闘機、九六式陸攻、銀河、F-14スピットファイア、He111、IL-2、MiG-25・31、B-52、B-17…

あんまり詳しくはないが、一応、民間機であれば

B747B767、コンステレーション、トライスター

といったくらいだろう。ぶっちゃけ民間機はあんまりわからない。

 

で、である。

だがしかし、如何に機体の構成が素晴らしく、性能に秀で、美しいと称賛されている

とある機体

については、

美しさを認め、格好良いものと思っていても生理的に無理である。

即ち、

B-29

である。

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私が戦火を知らず、原爆を知らず、平和な国でミリタリー趣味を謳歌している状況であってもこいつは無理である。

歴史の教科書ではばっちり書いている。こいつが日本中を焼き尽くし、広島・長崎に核攻撃を加え、対日戦争を勝利に導いたと。

そんなものを好きにはなれぬ。

そりゃあ、B-52はベトナムをボロカスにしているし、九六式陸攻は中国へ渡洋爆撃を行っているし、He111はBoBでロンドンを攻撃している。

そこで被害を受けた者たちを思えばそれらも嫌いになるのでは?と訝しむ方もおられるだろう。

何が違うのか。

まず、私は日本人であり、日本が痛い思いをするのが国際社会で一番嫌なことだと考えている人間である。

次に、戦争は国家間の外交の延長上にあるのであるというクラウゼヴィッツを支持する立場にある。

第三に、私はミリタリ趣味を持つ者であり兵器を模した模型を作るのはその形が好きだからである。

まあ、色々と書き連ねたいところではある。

ただ、恐らく結局これらの理由は湧き上がる嫌悪感が愛でる気持ちを上回っているだけで、つまり感情によるところの嫌悪感を無理矢理に理由で肉付けしたに過ぎない。

つまり、

生理的に無理

である。

よくわからないが、口惜しさのような気持であるかもしれないし、嫌悪感であるかもしれないし、これにやられた人々を考えた時の悲しみなのかもしれない。

 

ま、スミソニアン博物館にあるというエノラゲイは月光を見る次いでならば見たいと言おう(結局は実物が見たいのだが)

 

一応、補足説明で述べると、

F4Uコルセアは好きな戦闘機に分類できる。F4FワイルドキャットにF6Fヘルキャットは不格好だと思っている。アベンジャーはダサい、ヘルダイバーも同じ、ドーントレスは九九艦爆よりは好き、デバステーターは気持ち悪い、P-51マスタングは格好良い、P-47はマッチョでちょっと好き、P-38は少し好きで、B-24は不細工なので好きでない…

大体こんな感じである。

 

結局、このB-29は私の中で永遠のヒールとして存在するような気がするのだ。

つまり、セリーグでいう他5球団から見た巨人軍のようなものである(違うか)

スターウォーズでいうところの皇帝である。

絶対悪である。

 

最後に、このくそったれはきちんとキット化されている。

アメリカレベルだとかモノグラムだとか基本メリケン製ばっかだが、国内だとフジミ模型の144がおすすめなのだろう。

 

フジミ模型 1/144 B29スーパーフォートレス

フジミ模型 1/144 B29スーパーフォートレス

 

 144なので場所に困らないだろう。

私はかつてSLの九六陸攻(1/72)を作ったことがあるが、これでもそこそこ大きいのにB-29の72だとか48を作った日には部屋を占領下におかれること間違いなしである。

 

だが、私には野望がある。

48の飛燕や月光を同スケールのB-29と並べるという野望が。

…まずは大きい家がほしいところである。

 

アメリカレベル 1/48 B-29 スーパーフォートレス

アメリカレベル 1/48 B-29 スーパーフォートレス